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Presentation 2025
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1日前
この度ATAKAは、金合金の可能性を提示する展覧会「Presentation 2025」を開催いたします。
ATAKAは設立当初から独自配合による金合金を自らで製造し、ジュエリー制作を行ってきました。昨年開催した「Presentation 2024」ではAu750を66色制作し、世界共通であるAu750という品位を守りながらも、既製品では作り得ない豊かな階調を世界で初めて提示いたしました。
しかし、「Presentation 2024」開催時には約13,000円/gであった金相場は、この1年間で現在18,000円/gに迫っており、金相場の高騰は一種の社会問題とも言える状態です。この問題は当然ながら販売価格にも影響し、多くの企業では価格の値上げや、地金重量のコントロールが主な対策として取られています。
これに対してATAKAは本展で、ISOやJISの規格では現在定められていないAu500を提示いたします。原価高騰の問題解決として割金は銀と銅のみとし、11種の地金を生み出しました。これらの新たな地金は単なるマテリアルではなく、金制度に対して盲目的であるという問題提起の意味合いも込められています。また、本作へのアプローチとして以前に制作したAu0–999.9(「A Piece of Gold 2025」出展作品)も併せて展示いたします。
Au500は過去にJIS規格で定められていましたが、当時は利点が低く、実際に流通した量は非常に少ない品位です。しかしながら、今回のリサーチでは非常に素直な色彩変化と耐変色性の結果が得られ、Au750とは異なる独自性が現れた事から、Au500は再評価の余地があると考えます。金の含有量を減らすことは一般的には劣っていると判断されますが、本展は現在世界が直面している問題に対しての再定義への一提唱です。
皆様のご来場をお待ちしております。
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Presentation 2025
会期: 2025年9月12日(金)–23日(火・祝)
時間: 13:00–18:00
場所: ATAKA
住所: 大阪府大阪市生野区勝山南3-8-27
*16日(火)–18日(木)は予約制
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グラフィックデザイン:西村祐一/Rimishuna